台湾の謝淑薇が全豪OPで初のベスト8~準々決勝は大坂なおみと対戦

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台湾の謝淑薇が全豪OPで初のベスト8(全豪OPフェイスブックから)

 世界ランク71位の謝淑薇(35=台湾)は2月14日、テニスの全豪オープン女子シングル4回戦で第19シードのM・ボンドロウソワ(チェコ)を6-4、6-2で破り、世界四大大会初のベスト8進出を果たした。準々決勝では同16日、世界ランク3位の大坂なおみ(23=日本)と対戦する。

 謝は大坂との対戦について、「気にしないで頑張る」としながら、「おそらくコート上で潰されるだろう。でも私は自分のテニスをしたい。そして何が起こるか見てみたい」と話した。一方、大坂は「彼女を相手にするのは嫌だけど、観るのは楽しい」と謝を評価した。大坂は4回戦で、昨年準優勝のガルビネ・ムグルサ(スペイン)を4-6、6-4、7-5で破った。最終セットで相手に最初のマッチポイントを奪われピンチだったが、その後大逆転を遂げた。

 これまで、両選手の対戦成績は大阪なおみが4勝1敗でリード。唯一、謝の勝利は2019年マイアミ・オープンの3回戦で、4-6、7-6、6-3での逆転勝ち。一方、大坂は昨年の全米オープンで個人三度目の四大大会を制覇し、中国の李娜選手を超えてアジア勢女子シングル優勝回数を更新。単独最多となっている。

 なお、謝は今大会で、テニスのオープン・エラ時代以来四大大会最年長ベスト8選手の記録を更新した。