九州・山口に住む台湾出身者と台湾を応援する人々の親睦をはかり、台湾からの留学生を支援する活動などを行っている西日本台湾学友会(庄野庸雄会長)が11月13日に福岡県東部の田川郡香春町で芋掘り・野菜収穫・簡単燻製作りの体験会を開催し、30人が楽しんだ。
この日は前日とは打って変わった秋晴れとなり、駆け付けた陳銘俊総領事夫妻をはじめ福岡市内や県西部に住む人たちと北九州市や田川郡周辺など県東部に住む人たちとの格好の交流の場となった。
掘った芋はさっそく土窯で焼く。また事前にピリ辛の中華ソースに漬け込んだ一羽丸ごとの鶏もアルミホイルに包んで土窯に投げ込み、焼き上がりを待っている間に参加者が広い畑で季節野菜を収穫した。
焼き上がった鶏の丸焼きは陳総領事が慣れた手つき捌き、芋はそれぞれが手に取って、アツアツの味を楽しんだ。
また今回、芋掘り、野菜の収穫体験と、焼き芋・丸焼き鶏を食べるだけでなく「3分間で肉、ゆで卵、チーズ、ソーセージなどの燻製を作る」特別講義があり、庄野会長が解説を交えながら茹でた豚バラの燻製を作って見せ、みんなが独特の味覚を楽しんだ。