OneDaySchoolが総会開催~台湾宜蘭市で「OneDayCamp」の開催を予定

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総会の記念撮影

一般社団法人OneDaySchool(セシリア渡辺明日香代表理事)の総会が5月20日、港区東新橋の「オリゾン東京」で開かれた。総会の冒頭、渡辺代表は挨拶で「皆さまのご協力のお陰でここまで1年間歩むことが出来ました。関わって頂いた全ての皆さまの多大なるご支援があってのことと心より感謝を申し上げます」と話した。

OneDaySchoolは2021年5月20日に設立され、今年で1周年を迎えた。総会では主にこれまでの活動を報告した。総会後の報告会では、活動を通じて今後の更なる発展に向けた場の提供を皆で創造する方針を確認した。

OneDayCampの記念撮影

活動の中心である「OneDayCamp」は5月1日、千葉県長南西小学校(廃校跡地の校舎)で約二年ぶりに開催された。小中学生、講師陣、ボランティアら約80人が参加し「私たちは今日このOneDayCampを笑顔、感動、感謝の気持ちで精一杯楽しむことを誓います」と、高らかに子供開校が宣誓されスタートした。なお、本来は同月に台湾で開催する予定だったがコロナ禍により延期。その代案として国内に開催地が変更されていた。

民族舞踊体験

「OneDayCamp」は食、音、学、遊の四アイテムをコンセプトにうどん作り、洋菓子作り、握り寿司、和太鼓、合唱、民族舞踊、ハンドクリーム作り、着付、文字アート、紙ヒコーキ作り等のプログラムを体験させるイベント。教える立場の大人も、体験する側の子供らも、それぞれが感性と感動を享受し合う。参加者らはコロナ対策を講じた上でプログラムを体験し、二年ぶりの開催に皆が歓喜していた。

洋菓子作りの体験

OneDaySchoolは改めて今年10月に海外初の開催地として「第1回OneDayCamp」を台湾宜蘭市での開催を予定している。また、これを機に将来は海外での開催地も拡大し、世界規模で開催するボランティア団体として、子供らの交流を生み出す仕組みも構築する。

【セシリア渡辺明日香代表理事】

台湾台南生まれで台北育ち。台湾料理研究家。サンフランシスコに短期留学し、中国上海で勤務経験もある。松下幸之助経営塾の第23期塾生。職務経験上、ベーカリ及び食品業界に造詣が深く、世界各国のシェフとの交流も数多い。「料理は私にとって大きな学問。全身全霊を注ぎ、大地(食材)に感謝しながら国境を超え、次世代に向けて楽しさを広げる活動を目指したい」(渡辺代表)との思いが活動の基本となっている。