2022年10月25日から26日の一泊二日で、留日東京華僑総会主催の「秋の福島観光と磐梯町交流ツアー」が開催されました。東京華僑総会は、福島の復興支援を続けており、今回は、とくに福島県磐梯町との交流を目的として開催されました。
今回、世界的に知られている星野リゾートの「磐梯山温泉ホテル」に宿泊しましたが、磐梯町の佐藤淳一町長は以前にこのホテルの支配人をされており、特別に優遇をされました。
25日夜にはホテルにおいて佐藤町長をはじめとした地元の方々との懇親会をさせていただきました。
また26日には磐梯町中央公民館において磐梯町の方たちとの交流会を開催しました。参加者は、磐梯町商工会会長で磐梯酒造㈱代表取締役の桑原大氏、榮川酒造㈱名誉会長の宮森優治氏、道の駅ばんだい駅長の齋藤治仁氏、㈱磐梯リゾート開発取締役総支配人の森本剛氏、日曹金属化学㈱会津工場工場長補佐の山口裕之氏、㈱シグマ会津工場経営企画本部の渡部幸四郎氏、磐梯町観光協会会長の松川賀一氏、磐梯町商工観光課課長の石部正国氏、そして磐梯町町長の佐藤淳一氏、でした。
この交流会の中で、磐梯町の方々と参加者と観光や貿易などについて熱心な意見交換がなされました。
今回の交流ツアーには、台北駐日経済文化代表処僑務部の謝延淙部長が参加され、25日懇親会、26日交流会においてご挨拶をいただきました。謝部長のご挨拶の中で、大震災と原発事故に見舞われた福島の復興支援を通して、中華民国台湾と日本国との密接な関係、そして両国のさらなる関係強化の重要性を述べられました。
訪れた磐梯町では「道の駅ばんだい」で販売されている地元の物産を見学し購入し、銘酒として知られる榮川酒造では酒造りを見学しました。
また観光ツアーとしては、古い町並みを残した「大内宿」散策、会津若松「鶴ヶ城」見学、「栄川酒造」見学、「五色沼」散策など盛り沢山でしたが、何より秋の東北最大の魅力である「紅葉」が素晴らしく、色鮮やかに染められた山々の紅葉を眺められ感動的でした。
今回の参加者は、東京華僑総会から張建國名誉会長、黄宗敏名誉会長、陳木川名誉会長、張春美名誉会長、藤田礼子理事、尹世玲理事、楊淑珍理事、蔡翠文理事、竜川媛理事、牧野文基理事、林育良監事であり、そして今回欠席された張君成会長代理として郭惠儷副会長がツアーの代表として陣頭指揮を執りました。
また東京華僑総会以外からは、埼玉台湾総会の石井許子会長、日本関東崇正會の吉本秋雄会長と福田禎士副会長、日本国際媽祖会の銭慈雯秘書長、台湾同郷会の夏麗莉理事など各団体からも参加され、さらに地元福島からはNPO法人元気になろう福島の本田紀生理事長と富澤竹三郎氏が参加されました。その他の参加者を含め総勢40名でした。