「佐賀バルーンフェスタ」に台北市が初参加

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3年ぶりに有観客で開催された「佐賀バルーンフェスタ」

秋晴れの11月2日、佐賀市嘉瀬川の河川敷で3年ぶりに観客を入れて開催された「佐賀バルーンフェスタ」に台北市政府観光伝播局(劉奕霆局長)が参加した。バルーンは台湾ツキノワグマをモチーフにした台北市のマスコットキャラクター「熊讃(ブラボーベア)」で、その愛くるしさとともに、唯一の海外参加チームとして注目を集めた。

大会初日には駐福岡総領事館から洪臨梂領事(総務部長)も駆け付け、ブラボーベアの前に立って熱気球の大きさを実感するとともに、チームのスタッフや関係者を励ました。

「熊讃(ブラボーベア)」の前に立つ洪臨梂領事

台北市のパビリオン「ライトアップ・ザ・フューチャー」の開幕式では、劉局長と台湾でも人気の日本人俳優・速水もこみちさんが特別ゲストとして登壇し、台北市の魅力についてトークセッションを行った。

トークセッションでは、劉局長が「今回台北市を代表し、アジア最大の熱気球イベントに参加できたことを大変嬉しく思います。来年の“2023台湾ランタンフェスティバル・イン台北”には、日本の皆さんが大勢見に来てくれることを楽しみにしています」とコメントし、台北市の様々な魅力を紹介し、集まった人々に積極的な来訪を呼びかけた。

続いて、速水さんが「台北は大好きな街で、仕事を含めてプライベートでも訪問しました。食べ物が美味しいだけでなく、調理器具なども面白いものが売っていて、台湾の食文化の奥深さや楽しさを感じます。もちろん現地の方々の優しさが一番です」と台北市への思い入れを語り、「2023台湾ランタンフェスティバル・イン台北”にはぜひ行きたい。忘れず声をかけてください」と劉局長の約束を取り付ける一幕もあった。

台北市の魅力を語った劉局長(左)と俳優の速水さん(右)