「アジア文化交流会in福岡2024」を開催

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幼稚園児による太鼓のパフォーマンス

慈善活動をベースに国際交流を目指す「NPO法人・国際ブリアー」と「アジア文化交流実行委員会」が主催し、福岡県などが後援する「アジア文化交流会in福岡2024」が3月30日、31日の2日間、福岡市の天神中央公園で開催され、快晴の中で大勢の人が中華圏の伝統を楽しんだ。

イベントの内容は、舞台での歌や踊り、チャイナドレスショーなどを通じて中華文化の豊かさを感じながら、模擬店でスナックや軽食を食べて異文化を直接体験してもらおうというもので、催しを事前に知っていた人だけでなく、公園の桜やチューリップを見ようと訪れた多くの市民が足を止めた。

会場の入り口近くで台湾茶を味わう

会場の入り口近くでは美味しい台湾茶がふるまわれ、日本のそれとは違う淹れ方、飲み方を教わりながら、文化の違いを感じた上で次のお店を覗く人が多かった。

環境にやさしく自然を大切にする団体の主催らしく、食べ物では、ちまき、野菜饅頭、タピオカミルクティー、冷泡茶などの菜食を中心としたブースが並び、日常の「中華料理」とは少し趣を異にした食べ物で人々のモノ珍しさを誘っていた。

菜食中心のブース

フィナーレは観客の手拍子に乗せられるように踊り手が舞台から降りてきて会場の人々と一緒に踊る「総踊り」状態となり、華やかなアジア文化の交流が実現した。

踊り手たちが舞台を降りて観客と一体化

総踊りの後には、太鼓のパフォーマンスやブレイクダンスを見せた子供たちが国際ブリアー理事の釋如愷法師のもとに集まり、「笑顔パワー」を全開させた。

釋如愷法師を真ん中にした子供たちの「笑顔パワー」