4月3日の台湾東部地震以降、多くの見舞客が在日台湾代表処・弁事処(大使館・領事館)を訪問しているが、4月30日には国際ロータリー第2700地区(福岡県、壱岐・対馬、鳥栖 計60クラブ)の交換留学生が、また翌5月1日には同地区の代表が福岡領事館を訪れ、陳銘俊総領事にお見舞いの言葉を贈り、見舞金を手渡した。
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4月30日に福岡領事館を訪問したのはロータリー青少年交換プログラムで昨年夏より福岡に滞在しているスウェーデン出身のAlice Hammarstenさん、アメリカ出身のMaya Leichterさんとこの夏ブラジルへ派遣予定の松尾花音さんとフィンランドへ派遣予定の島田えみりさんの4人で、台湾社会への深いお見舞いの気持ちを示し、4月14日福岡サンパレス&ホールで開催された地区大会の折、自分たちが集めた25万円の見舞金を陳銘俊総領事に手渡した。
これを受けた陳総領事は「皆さんのような若い人たちが台湾に関心を持ち、実際に行動を起こしてくれていることが何よりもうれしい。自然災害が起きるたびに日本と台湾は心を寄せ合い、助け合ってきた。皆さんは日本の高校生であるとともに派遣元の国々の代表でもある。これを機会に台湾への理解を出身国でも深めてもらいたい」と応じ、各国の言葉で謝辞を述べた。
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また翌5月1日には国際ロータリー2700地区の吉田知広ガバナー、大神朋子地区幹事、合屋成孝氏がお見舞いに訪れ、交換留学生とは別に同地区メンバーから寄せられた約400万円の見舞金を手渡すなど、ロータリー活動における日台の深い関係を示した。