台湾東方沖地震の支援に募金活動 台湾人医師の周東さんらが呼びかけ

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医療法人健身会理事長の台湾人医師「周東寛」さんとNPO法人日本INGO(島津真尚理事長らは共同で6月1日、南越谷駅(埼玉県越谷市)前のロータリーで「台湾地震義援金募金」の募金活動を行った。活動には多くの日本人、台湾人らが集まり、募金箱を持ちながら支援を呼びかけていた。

この活動は、周東さんとその患者らをはじめ、協力する多くの人が発端となって始めたもの。今年の4月27日には「東武スカイツリーライン新越谷駅西口前」でも実施しており二回目。

台湾東方沖で4月3日に発生した震災では、複数の建物が倒壊し道路が寸断。多大なる被害がでた。台湾はこれまで、東日本大震災に約250億円、今年元日に発生した能登半島地震では25億円以上の支援金を届けている。

周東さん自らが街頭に立ち、通行人一人一人に「お願いします」と呼びかけ、被災地の惨状を訴えた。「日本は台湾に助けてもらった。その恩返しができれば」(参加者)と周東さんを頼る患者らは積極的に活動した。

なお、一回目は14万6249円が集まったと言う。今回も集まった募金は台北駐日経済文化代表処に届ける。