熊本県嘉島町、台湾駐福岡総領事の訪問を台湾国旗を掲げ歓迎

0
鍋田町長と陳総領事

近年熊本県では、県内各市町村と台湾各地との交流を積極的に行い、台湾との密接な関係を保っている。 双方の実質的な交流をさらに拡大するため、台北駐福岡経済文化辦事処の陳銘俊総領事は6月11日、嘉島町の鍋田平町長と会談した。町は当日、陳総領事に最高の歓迎の意を表するため、台湾国旗を町役場の外に掲げた。2022年に同町を訪問した際にも、当時全国町村会会長であった荒木泰臣前町長から台湾国旗を掲げた歓迎を受けた。

熊本県章入りの特別な蘭の花

 鍋田町長と陳総領事は二国間交流の促進について意見を交換した。町長は、6月に熊本のイオンドリームモールで開催された「台湾展」のオープニングセレモニーの場で台南市の黄偉傑市長から贈呈された熊本県章入りの特別な蘭の花を見せながら、今後ますます台湾各都市との交流ができるよう期待していると述べた。 陳総領事は、県内各市町村が台湾との友好都市関係を続々と締結し、市町村議会が立続けに台日友好議員連盟を設立したことを喜ばしく思うとともに、今後も台北駐福岡経済文化辦事処が台湾と日本との地域交流をマッチングさせ、各分野における提携を全面的に展開させることにより、両国の友好関係がさらに深まっていくことを期待していると応えた。