『One Day School 2024 in Taiwan』 今年は新竹県で9月22日開催決定! テーマは「大きな夢を見続けよう」

0
大きな夢を見続けることで、私たちの活動が起こした小さな波が、やがて大きなウェーブになる。

台湾の子どもたち約200人が、「食」「音」「学」「遊」の4ジャンル、約20のプログラムを体験。日台からこのプロジェクトに賛同してくれた約100名の講師とボランティアが参加

一般社団法人One Day School(非営利徹底型/東京都千代田区、代表理事 セシリア渡辺明日香)は、「One Day School® 2024 in Taiwan」が、令和6年9月22日(日)台湾新竹県の新竹縣立尖石國中で開催する。 One Day School® は、「一生でたった1日の大切な時間を共有し、年代や国籍を超えて感動を分かち合う」を目的として、「食」「音」「学」「遊」の4つのテーマで、異文化を体験し、感性を養うことを目指している。

代表のセシリア渡辺明日香は台湾出身で、日本の商社の会社員として世界中を飛び回ってきた。その中で、あるときミャンマーの子どもたちと触れ合う。ミャンマーの子どもたちは、何事に対しても興味を持ち、積極的に「学ぼう」としていた。その姿に深い感銘を受けて、大人たちが世界中の子ども達に豊かな知見や専門的な能力‧スキルを伝えていくことができたらどんなに素晴らしいことかという思いが湧き上がってきた。

2023台湾宜蘭でのOne Day School ®ファッション 

その思いを形にすべく、2021年に一般社団法人One Day Schoolを設立。2022年5月1日には初めての事業である千葉県のちょうなん西小という廃校跡の校舎で、One Day Camp を開催。翌2023年5月には、「One  Day  School ® in Taiwan」を、台湾宜蘭で開催した。

One Day School®2024 in Taiwan のロゴマーク

そして今年、いよいよ台湾新竹県の新竹縣立尖石國中で、台湾で2回目となる「One Day School ®2024 in Taiwan」の開催が決定。このイベントでは、台湾の子どもたち約200名を無料で招待し、日本と台湾から約100名のボランティアスタッフが参加する。前回参加した日本からのスタッフも半数が継続参加することとなった。

主催(日本): 一般社団法人One Day School(OneDaySchool®実行委員会)
主催(台湾):国際ロータリー3501地区、新竹市樂麗ロータリークラブ、新竹市凱蒂ロータリークラブ共催:新竹天翌ロータリークラブ、台北景福ロータリークラブ、尖石鄉、尖石國中、嘉興國小
後援(日本):公益社団法人日本台湾交流協会、元環境大臣 原田義昭(弁護士法人、原田国際法律事務所)、小野なりこ(千代田区議会議員)
後援(台湾):新竹県政府、尖石鄉公所、市鎮役所、新竹県議会、劉建民議員室

KANO』のエース呉明捷選手の孫・東山礼治医学博士が講師として参加!

東山礼治医師

 1931年、夏の甲子園大会で準優勝した台湾(日本統治時代)の嘉義農林学校。名将近藤兵太郎監督の武士道野球のもと、民族の差別なく実力主義のチームで一丸となって決勝まで駆け上がった。この実話に基づく物語は2014年に『KANO 1931海の向こうの甲子園』というタイトル台湾で映画化。さらに2023年からは「日台野球交流100周年記念ミュージカル KANO 〜1931 甲子園まで2000キロ」として、近藤監督の出身地、愛媛県の坊っちゃん劇場にて上演されており、2024年10月には台湾の嘉義市でも上演予定である。

 嘉義農林学校のエースで4番の呉明捷(ごめいしょう)選手は、卒業後に早稲田大学に進学し、東京六大学野球でホームラン記録を樹立した。その呉選手の孫で、現在茅ヶ崎中央病院の整形外科(台湾では骨科)部長を務める東山礼治医師が、今回のOne Day   School®  2024  in Taiwan のボランティア講師として参加する。東山医師は台湾整形外科(骨科)学会と交流を深め、スポーツ界と医学界で有名な小山博士開発の初動負荷トレーニング®専用ジムであるワールドウィング®を台中市に開設し、日本と台湾の架け橋としても活躍している。その東山医師が、今回は専門的立場から「ロコモティブシンドローム」についての授業を通して「運動すること」の大切さを伝える。

東山礼治医師:膝と足関節の内視鏡を得意とし、世界初の靱帯再建術を複数報告している。医学博士、日本整形外科学会専門医、日本スポーツ協会認定スポーツドクター、日本足の外科学会認定医

台湾からも、料理や動物医学の専門家が講師として参加。

台湾客家料理のエキスパート 陳麒文先生が、今年も子どもたちと一緒にゴマ団子づくり!

 2023年にもOne Day School ®に参加してくださった、国賓に料理を提供することもある台湾客家料理のエキスパート、陳麒文先生が、今年も講師として参加。子どもたちと一緒にゴマ団子を作る。

 陳麒文先生は中華餐旅文化交流協會 理事長、新竹大華科技大学助教授兼学科長、台湾韓国国際料理コンクール事務局長などを務める。子どもたちに料理の楽しさを体験する。

ゴマ団子づくり 陳麒文先生と子どもたち

動物医学の先生から学ぶ「動物生命学」

 動物生命学の専門家、劉以立先生も昨年に続いて子どもたちに専門分野である「動物」の講師を担当。動物の骨の標本などを見ながら、動物の生命について学ぶ貴重な体験の機会となる。
国立台湾大学獣医専業学院 臨床動物医学研究所副教授

動物生命学劉以立先生の授業風景

世界で活躍する「きらきらひかる Arts JAPAN」が日本文化を台湾の子どもたちに伝える。

 「きらきらひかるArts JAPAN」は日本の踊りの心を世界中に届ける活動をするダンスグループ。昨年も One Day school ®に参加し、今年は青森県の無形民族文化財「荒馬踊り」を台湾の子どもたちと一緒に踊ります。

 「きらきらひかるArts JAPAN」主宰の石井和美先生は、広島出身で、3歳よりバレエ、創作舞踊を習い始め、古月澄子、古月公子、石井早苗に師事。また、フラダンスをSHIKIKO‧杉に師事。16歳より日本民族舞踏団に所属し国内‧海外公演に出演。世界に日本の文化芸能を広く伝えるため、日々活動中!

きらきらひかる Arts JAPAN 主宰 石井和美先生

【プログラム】

9月22日は、約200人の子どもたちが10のグループに分かれて4つのプログラムを体験する予定。プログラムは下記の通り

「食」

 うどん作り(日本)
担当:浅沼恭子先生、柴田友恵先生昨年も大人気だったプログラム!みんなで粉からうどんを作ります!生地をこねて、伸ばして、切って!自分で作ったうどんの味は格別です!

2023台湾宜蘭でのOne Day School® うどんづくり

 ゴマ団子(台湾)
担当:陳麒文先生(中華餐旅文化交流協會 理事長)
台湾の一流シェフ陳先生と、美味しいゴマ団子を作ります!

「音」

 「荒馬」を踊ろう
担当:石井和美先生 きらきらひかるArts JAPAN
青森県の無形民族文化財「荒馬踊り」を3つのパートに分けて踊ります。

2023台湾宜蘭でのOne Day School 日本の舞踊

 声の宇宙
担当:川口佳子先生
宇宙の成り立ちや時の流れを解き明かしている、1万年前の日本の言葉を体験します。

川口先生の「声」の体験

 いのちの歌
担当:三輪富美子先生
「いのちの歌」をみんなで歌いましょう。生かされていることの感謝の気持ちを込めて、歌や楽器(あれば鍵盤ハーモニカ、リコーダー、ハーモニカなど)で表現してみましょう!!

「学」

 動物
担当:劉以立先生
国立台湾大学獣医専業学院 臨床動物医学研究所副教授の劉先生による、動物の特別授業!

 はし作り
担当:大西鉄平先生
古来から現代まで変わらず使われている鉋を使って木を削り、お箸を作ります。

日本の古来から使用されている鉋で、お箸を作る。

 片付け上手になろう
担当:吉田ミナ先生
片づけって意外と簡単!片づけのコツを教えます。それさえできれば誰でも片づけ上手になれます。

 アレンジメント
担当:Rosa Lee李寶蘭先生
「ソラの木」を材料とした、ソラフラワーのアレンジメントを体験します。

 フォトフレーム作り
担当:中村佐千子先生
自分だけのフォトフレームを作りましょう!

 眠り
担当:田中 陽雫美先生‧熊澤 迪俊先生(石田屋)
快適な眠りを天然素材に触れながら体験します。

眠りの担当:田中 陽雫美先生

 はなあそび〜華道体験と押し花のスタンプ〜
担当:中村佳世先生
華道の話と押し花スタンプでエコバッグを作ります。

押し花スタンプのエコバッグづくり

 「遊」

〇Xジェスチャー
担当:鈴木 楓也先生
チーム戦で〇Xジェスチャーにチャレンジ!

〇Xジェスチャーの様子

ズンバ
担当:阿部久貴子先生
ZUMBAのステップで、日本の人気曲を踊っちゃおう!

 ロコモって何?
担当:東山礼治先生(日本スポーツ協会認定スポーツドクター、日本整形外科学会認定スポーツ医)
運動習慣‧生活習慣の大切さについて学びます。

 大縄遊び
担当:平澤映二先生
大縄を使った縄跳びに挑戦!力を合わせて優勝を目指そう!

前回も盛り上がった、大縄遊

一般社団法人One Day School

ホームページ https://one-day-school.org/

代表者のプロフィール

Cecilia渡辺明日香
一般社団法人One Day School(非営利徹底型)代表理事

Cecilia渡辺明日香

 台湾‧台南生まれ。高校卒業後、東京の大学に留学。台湾に戻り、1994年に日本の大手商社現地法人に就職。同社での活躍が認められ、2001年、日本本社へ海外現地法人社員としては異例の転籍。

 『異文化体験を通した人と人とのつながりの必要性』を感じたことをきっかけに2020年にOne Day School ®の実行委員会、2021年5月に一般社団法人を設立。同法人の代表理事に就任する。

台湾では菓子作りに関する著書も出版。
2022年7月、『松下幸之助経営塾』第23期卒塾。

社会活動・Social Activities に関する実績

【講師】
2019年3月 芳水小学校 – コミュニティー‧スクール
食育プロジェクト‧食育サロン‧絵本サロン ‧絵本読み聞かせや子どもたちと一緒にお菓子作り!

「味覚一週間」®味覚の授業Legon de Gout (日本/台湾) 日本語・中国語・英語の三か国語
五感を研ぎ澄ませ、味の基本について学ぶ!
食べる楽しみを広げる!作る楽しみも体験しよう!

【経歴・Experience】
東京製菓学校 SKC(Sweet Kitchen Club) パン、和菓子、洋菓子

【取材】
2022年10-12月 Vol.3実践理念経営Labo 【松下幸之助経営塾 志の実践】
PHP 理念経営 研究センターより
2024年7月号経済界雑誌イノベーターズのインタ記事より

【著書】
愛上甜食‧スイーツに恋して (台湾‧上優出版社)
セシリアママと一緒に作るスイーツレシピカード (じゃこめて出版)
2023年 ~トップが綴る~私の人生を支えた信条 (日本‧PHP出版)
「世界中に還元する私の第一歩!」一般社団法人One Day School代表理事として寄稿の執筆

【自己紹介】
私は台湾出身で、両親が経営する台湾料理店でお手伝いをしながら育ったお陰で、様々な憧れの大人たちと触れ合う機会に恵まれました。その経験が日本の商社で働くことに繋がり、今も世界中を飛び回ってたくさんの方々と交流しています。仕事と家庭を両立し、子育てをしながら全力を尽くして参りました。数年前人生の最大のピンチに陥り、ミャンマーを訪れた際に、「世界中の子どもたちの母になる」という壮大な夢を見出すことが出来ました。「忙しい中でもワンデーなら私でもできる!」と思い立ち、異文化体験による将来の夢を広げるようなキッカケを作り応援し続けることを形にするべく動き始めました。一人ひとりの「何か貢献したい」という想いをくみ取り、活動の輪を世界中に広げ、感謝の気持ちを世界中に還元したい。一生でたった一日の大切な時間を共有し、年代・国籍を超えて感動を分かち合うことで、子どもたちの笑顔が世界中に溢れる未来を創るための第一歩です。

当初One Day School®のイベントはミャンマーでの開催を予定していましたが、新型コロナの感染拡大に加えミャンマーの政情不安のため、残念ながら一旦中止せざるを得ませんでした。しかし私は発起人として組織力の強化を進め、2021年5月一般社団法人One Day Schoolを設立いたしました。そのOne Day School®の構想に描いた「世代・国籍を超えた250年計画」を実現化するために思案していた時、PHP研究所の「松下幸之助経営塾」に出会ったのです。入塾して間もなく、自分の志・事業の志を発表する機会があり、その際に松下電器の使命の実現に向けた「250年計画」の構想と自分の思いが通じる部分が多々あり大変感銘を受けました。自分のパワーの源になっています。

一昨年は千葉でOne Day Camp、去年は4月30日に自分の故郷・台湾でOne Day School®の開催ができました。今年の9月も台湾新竹で開校します。台湾での国際文化交流のボランティア活動でしっかりと基盤を固め、近い将来台湾以外の他国での開校を目指し、全力尽くして参ります。また今年の新たなチャレンジで「地域と共創」の軽井沢One Day School®なども新たな仕組みで国内開催、海外からのインバウンド事業としても取り組みを始めます。

今後私たちの志を参加者の皆さまと共に、「共に生きる」をテーマに時代の変化を読み取り、世代の変化につなげるためのOne Day School®になっていく。「誠を尽くせば!!必ず動く」愛と平和が溢れ社会貢献の場に挑戦し続けます。

ご挨拶
一般社団法人One Day School 代表理事のセシリア渡辺明日香です。
台湾出身の私は、飲食店を営む両親のもと、その手伝いをしながら育ちました。
私の周りにはいつもたくさんの大人がいて、彼等は多くの知見や経験の話を私に聞かせてくれました。
今思えば、当時の環境はとても恵まれていたのでしょう。
その後の私の人生に大きな影響を与えてくれました。
日本の商社で働きながら世界中を飛び回る中で、ある時ミャンマーの村の子どもたちと触れ合う機会をいただきました。その際に目にした、子どもたちの物事に積極的に興味を持ち学ぼうとする姿勢に、大きな感銘を受けたのです。
私たち大人が持つ豊かな知見、専門能力やスキルを、世界中の子供たちに与えることができる環境、
それはどんなに素晴らしいものでしょうか。幼い日の私やミャンマーの村の子供達のように、目を輝かせながら学ぼうとする子供たちを心から応援したい。そのために今私ができることを考え、「世界中で子ども向けに、わくわくする異文化体験のフロジェクトを行いたい!」という夢を持つに至りました。
世界中の子どもたちのために応援の輪を広げたい!
子供達の笑顔が世界中に溢れていきますように!
愛と幸せの輪が世界中に広がっていきますように!
そんな願いを込めて、2021 年5月一般社団法人One Day Schoolを設立いたしました。

掲げるテーマは「食」「音」「学」「遊」

「食」は食材や調理法、テーブルマナー、「音」は音楽や踊り、「学」は様々なことへの学び、そして「遊」は異文化における遊びを内容とし、様々な方にご協力いただきながらイベントを開催しています。

未来のことは予測できませんが、未来を自分の手で創ることはできます。
私たちが提供する異文化体験によって、子どもたちの心が豊かになり、将来の夢を広げるキッカケとなると信じ、応援し続けてまいります。
1 人でも多くの方々が私の思いに賛同してくださり、そしてOne Day School®を一緒に発展させてくださることを願っています。
世界中をわくわくさせるOne Day School ®プロジェクトを皆さまと創りあげていくことがとても楽しみです。