新たな駐日代表に李逸洋氏が決まる

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新たな駐日代表李逸洋氏(考試院より)

台湾頼清徳総統は8月16日、駐日経済文化代表処の代表に李逸洋(69歳)氏を任命した。李氏は新聞記者を経て、台北市議会議員を2期務め、2000年代に民進党の幹事長に当たる秘書長や閣僚の内政部長として当時の陳水扁総統を支えた。その後、蔡英文政権下では公務員の採用などを統括する考試院の副院長、総統府の上級顧問に当たる資政などを歴任した人物。関係者によると日本語も堪能だという。

 台湾外交部は李氏について「長く公職で貢献しキャリアは豊富。李氏の指揮のもとで台湾と日本の関係は全面的に深まるだろう」とコメントした。

 なお、前任の謝長廷氏はすでに退任して台湾総統府の資政に就任した。台湾のメディアなどによると李氏は9月頃に着任する見通しという。