鳥取県鳥取市の鳥取県立図書館特別資料展示室において、12月13日(金)から1月19日(日)の日程で「2024 日本鳥取県-台湾学校作品合同展」が開催されています。(※12/28、1/16、年末年始は休館)
この合同作品展は、日本台湾文化芸術交流会が主催し、鳥取県との共催のもと実現しました。また、鳥取県日台親善協会と若桜町教育委員会が後援しています。本展は昨年も開催され、日台両地域の文化交流の一環として注目されています。
今回の展示では、鳥取県若桜町立若桜学園と、台湾嘉義市の嘉義中学校、蘭潭中学校、精忠小学校の生徒たちによる作品が展示されています。台湾の中学生や小学生が心を込めて描いた作品は、日本の来場者に暖かさと美しさを届けています。
初日には、日本台湾文化芸術交流会副会長の安田誠宏氏が会場を訪れ、出展作品を鑑賞しました。作品一つひとつに込められた生徒たちの努力と創造性に触れ、展示の意義を強調されました。
本展の背景には、地理的・文化的な共通点も挙げられます。台湾嘉義市は東に阿里山、西に海を臨む自然豊かな地域であり、鳥取県も南に大山、北に海を擁し、砂丘などの自然景観が広がっています。こうした共通点は、両地域間の親近感をさらに深めています。
展示会を通じて、地域間のつながりがさらに強固なものとなり、日台間の文化交流が発展していくことが期待されています。