花蓮太平洋ランタンフェスティバルが1/17より始まる

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毎年恒例の「2025花蓮太平洋ランタンフェスティバル」の今年の開催は、台湾花蓮県(徐榛蔚県長)花蓮市(魏嘉彦市長)のサンライズアベニューで1月17日から2月16日まで開かれる。毎年旧暦の正月の期間に開かれるイベントで、今年のテーマは「百花咲き」。2024年4月に発生した花蓮地域での地震からの復活とその活力を象徴した「花蓮咲く花蓮」が発表される模様。

フェスは、毎年1万個近くのランタンが街並みに明々と並び、花蓮の街全体を覆い尽し、美しい春節の観光回廊を形成する。さらに、約20,000個の赤い提灯が点灯するなど、花蓮の熱意と活力が体験できるイベントだ。

会場内には100個の大きな花のライトで飾られ、その内の10個の花をクラスターに集め、音楽のリズムに合わせ「花蓮の繁栄」を描写する。花蓮の13の町と市の回復力に加え、32万人市民の共同の努力の象徴を模倣した。これにより「この土地が再び花が開き乱れ、台湾人及び訪れた全ての人々へ勇気と元気、希望の供与を目指した」(主催者)という。旧歴の正月の休暇中に花蓮をロングステイする事で「花蓮の心の開花を目撃する事ができる」(同)としている。

徐榛蔚県長は「花蓮は0403地震の洗礼を受けた美しい花のよう」と述べた。さらに「今年、県政府は「Blooming Flower Plan」を推奨しています。これにより、県民、企業、部族、学校、コミュニティ、そしてすべての計画、活動、さらには花蓮の隅々まで新たな希望と輝きを開花させます。 1月17日に始まる太平洋ランタンフェスティバルはこの計画の幕開けであり、花蓮をその栄光に戻すための協調的な取り組みの第一歩です」と力強く述べた。

また「Blooming Flowers」プロジェクトを主軸に据えながらも、今年のランタンフェスティバルは「音楽とアートの要素を統合してイベントをコミュニティに近づけ、花蓮住民の求心力と団結、さらには美しい未来を創造するために協力することを望んでいます」と述べた。

花蓮県政府の観光局長余明勳氏は「このイベントが伝統と革新的な考え方を打ち破り、花蓮で最も美しい提灯祭りを生み出します。すべての観光客が花蓮の光と影の魅力を感じることができます」と述べた。

なかでもメインライトショー「花と満月」は、現代の科学技術を駆使したという。テクノロジーとアートを組み合わせ「魂に衝撃を与える視覚的な饗宴」と、自信を持つ。

一方「Blooming Flowers」は、100本の巨大な花をハイライトとして、夜空を色とりどりに照射する。 それぞれの花は慎重に設計された照明と色の組み合わせで構成され、花蓮のユニークな自然の美しさと文化遺産を紹介している。「希望の壁」は、24の小学校の生徒が共同で作成した塗装されたランタンの壁で、花蓮の若い世代の創造性と希望を示した。「未来の光」は、光環境エリアは創造性と未来主義に満ちており、光と影の巧妙な統合と環境デザインを通じ、夢のような時間と空間のトンネルを作り出している。

詳細は花蓮観光情報ネットワーク(https://tour-hualien.hl.gov.tw)

花蓮観光ファングループ(https://www.facebook.com/hltour)を参照。