日本台湾交流会が発足

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設立式典の記念撮影

台湾人と日本人の親睦と親善、そして交流を深める事を目的に、日本台湾交流会(山本直正会長)がこのほど設立された。昨年9月に設立実行委員らが台湾を訪れ、基隆和平獅子會との間で連携協定を締結した。その後、昨年の9月24日に設立総会実行委員会が開かれ、設立に向けた課題などが議論されていた。

山本会長と黄修中会長記念品交換

 設立総会は2月16日、横浜市内のホテル内で設立式典が催され、日台の関係者ら総勢100人が設立を祝った。

山本直正会長の挨拶

 山本会長は「フレンドリーな会にしたい。次世代にステップアップさせることはもちろん、それぞれの分野でウインウインの関係を保持しながらも、自らの殻をも破りたい。その添加剤としての役割も果たしたい。さらに人員参加を促進させ発展させたい」と志を述べた。

松沢成文参議員の挨拶

 式典で名誉会長の松沢成文参院議員は「歴史を見ても台湾と日本の絆は深い。八田与一氏のダム建設などのインフラ整備、鈴木とうざぶろう氏による砂糖産業の発展、近々では地政学的な地震頻発による相互の支援が有ります。これからは最先端の技術を誇る台湾半導体産業と日本の産業界との連携も目指して欲しい」と祝辞した。

張淑玲処長の挨拶

 その後、来賓を代表して台北駐日経済文化代表処横浜分処の張淑玲処長が挨拶した。さらに台湾から駆けつけた台湾友の会(10人参加)の黄振中代表と呂英世氏からもお祝いが述べられた。

田中德一郎参議員の挨拶
懇親会の様子

 設立後には懇親会も開催され、日本台湾商会聯合総会の錢妙玲名誉会長からもお祝いの言葉が贈られた。その後、台湾獅子舞保存会の演舞も催され、設立を祝った。

来賓の記念撮影