【千葉訊】千葉県で9月19日に開催された「2025年世界柔術選手権」の表彰式で、金メダルを獲得した台湾選手の背後に中国の国旗が掲揚された。この行為に対し、駐日経済文化代表処（李逸洋処長）は9月20日、主催団体の「一般社団法人アジア柔術連盟（ASJJF）」に対し厳重に抗議した。
同代表処の教育組（黄冠超組長）が現地を訪れ、状況を確認した上で主催者側に正式な抗議を申し入れた。李処長は「台湾と中国は互いに隷属しないという事実は明白。選手の努力と成果には正当な敬意が払われるべき。誤った国旗掲揚が国際社会に誤解を与え、台湾の尊厳を著しく損なうものである」と指摘した。
主催者側は「表彰式での国旗掲揚はスタッフの不注意によるミス」と説明。「ご迷惑をおかけした事を深くお詫びする。今後は同様のことが起きぬよう十分に注意する」と謝罪した。
「世界柔術選手権」はアジア柔術連盟主催の国際大会で、今年は9月18日から21日までの期間千葉県にて開催されている。
駐日代表處嚴正抗議世界柔術錦標賽錯掛我國國旗事件
【千葉訊】駐日代表處於獲悉「2025世界柔術錦標賽」主辦單位於9月19日頒獎典禮上，竟將本國金牌選手背後應懸掛之我國國旗，錯誤換掛為中華人民共和國國旗後，隨即高度重視。教育組黃冠超組長已於今（20）日上午親赴會場查證，並當面向主辦單位提出嚴正抗議。
駐日代表李逸洋強調，台灣與中國互不隸屬的事實清楚且不容質疑。台灣選手憑藉卓越表現榮獲佳績，主辦方理應給予應有尊重。然而，錯置國旗的行為，除可能誤導國際社會，製造台灣隸屬中國的錯誤印象外，更嚴重損及我國尊嚴。代表處已明確要求，類似情事不得再度發生。
主辦單位對此回應，承認係因工作人員疏失所致，並對引發之困擾深表歉意，承諾自即日起將全面注意並立即改正。
「世界柔術錦標賽」由日本「一般社團法人亞洲運柔術聯盟」（ASJJF）主辦，本屆賽事於9月18日至21日在日本千葉舉行。
2025.09.22
