台湾防衛の最前線を知り 日本の果たすべき役割を考える

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幸福実現党が開催セミナーによる「第一回国際フォーラム」が9月23日開かれた
幸福実現党が開催セミナーによる「第一回国際フォーラム」が9月23日開かれた

【東京訊】幸福実現党が開催セミナーによる「第一回国際フォーラム」が9月23日、東京文京区の「文京区民センター」で開かれた。「弾圧後の香港や海外における香港民主化運動」及び「中国の圧力に立ち向かう台湾防衛の最前線を知り、日本の果たすべき役割を考える」をテーマに、第一部はゲストスピーチ、第二部にはパネルディスカッションが行われた。

ゲストスピーチは二人、最初の登壇者は台湾国立政治大学教授の李酉潭氏。李氏は台湾では民族主義、自由主義を研究している。

「台湾は12位日本は16位にランクされる民主主義国家です。中国は自由のない非民主国家です。東アジア地域は、自由民主主義と全体主義と言う異なる価値観の対極にあります。最近行われた軍事パレードは、交戦的で侵略的な野心的な行為です。中国共産党の脅威についての本質は暴力と嘘。改革開放以降の経済成長は、内部への弾圧と外部への拡張の原動力を与えた。これにより、中国経済が長期的に停滞しない限り、自由民主主義への脅威は払拭されない。さらに中国のデジタル全体主義は、顔認識、データ分析、AIを駆使して人民を監視しています。その技術をベネゼエラ、イラン、ロシアなどに輸出しています。中国、ロシア、北朝鮮など独裁者の連携については、中国は資金と武器を持ち、北朝鮮は兵士を消耗品とし、ロシアは小麦、石油、天然ガスを持ち、国際制裁を恐れない。中国はこれらの同盟国と手を組めば、米国を筆頭とする国際秩序を覆すことができる」。

次は香港民主活動家のウィリアム・リー氏が行った。

その後、第二部のパネルディスカッションにはパネリストに李酉潭氏、ウィリアム・リー 氏、幸福実現党の里村英一政調会長、モデレーターには幸福実現党の畠山元太朗広報本部長補が務めた。

2025.09.24