澎湖県政府が2025名古屋世界観光博覧会参加し大きな成果

0
澎湖県政府2025名古屋世界観光博覧会参加
澎湖県政府2025名古屋世界観光博覧会参加

【名古屋訊】台湾澎湖県政府はこのほど、陳美齢観光処長を団長に、陳钰云文化局長、商工発展投資促進会事務総長の張豪沢氏、澎湖県観光文化振興東京事務所の宮下幸利代表ら7人で構成する代表団を結成し、名古屋で開催している2025年の「世界観光博覧会」を訪れた。

同政府はこの博覧会に展示している。今回の主な展示は、澎湖県の独特な文化と観光資源。加えて日本の観光業界との交流を深めるのが狙い。

博覧会期間中、来場者の多くが澎湖県の観光資源に高い関心を示し、関連情報を収集する姿もあった。また、台湾を愛する日本人らは、新しい魅力ポイントとして、澎湖を今後の旅行計画に加えるなど深い興味と認識を深めたようだ。

来場者が澎湖県の観光、関連情報を関心する姿
来場者が澎湖県の観光、関連情報を関心する姿

一方、代表団は博覧会の終了後に名古屋市の副市長と観光文化課を訪れた。副市長は「両地域の交流に大きな期待をかけ、協力関係の構築を提案した。名古屋にある台湾華僑総会と関西馬祖会も澎湖県政府との協力を強化する」との意思を示していた。

また、関西馬祖会は、2026年に400年の歴史を持つ「澎湖天后宮」を訪問し、澎湖文化に対する重視と支持を表明する計画を明らかにした。

さらに代表団は、関西地域の主要観光施設も訪問。観光コースの計画、手土産デザイン、都市計画などの議題について踏み込んで交流した。これらの相互作用の成果は、政策制定の重要な根拠にもなり、澎湖に協力して国際旅行客に対する集客力をさらに高め、ソフト·ハード·ボディの建設の強化も図る構えだ。

澎湖県政府は、今後も日本各界との協力を深化させ、観光と文化の振興を推進する。より多くの日本人に「澎湖の自然の美しさと豊かな人文魅力を直接体験して欲しい」との願望を強めている。

2025.10.03