(台湾.台中市)台湾の宗教文化を象徴する大甲鎮瀾宮は、日本の老舗酒蔵・明利酒類株式会社と協力し、IP 授権会社である重星戦略(We’s Star)および鑫羿文創の共同企画により、史上初となる国際共同開発の日本酒ブランド『五十瀾(いそらん)』を発表しました。台湾の伝統信仰と日本の酒造技術が融合し、日台文化交流の新たな節目となる取り組みです。
台中市大甲に位置する鎮瀾宮は、約 300 年の歴史を持ち、台湾で最も重要な信仰の中心地の一つとして知られています。毎年開催される「大甲媽祖遶境(だいこうまそ・らおじん)」には世界中から百万人以上が参加し、世界最大規模の宗教文化行事として注目されています。今回発表された『五十瀾 純米大吟醸』は、鎮瀾宮が正式に日本酒とのコラボレーションを行う初の事例であり、台湾文化の新たな展開として大きな意義を持ちます。

今回の酒造を手がける明利酒類株式会社は、茨城県水戸市で 160 年以上にわたって酒造りを続ける老舗として、日本酒業界を代表する存在です。同社は「明利小川酵母」や「M310酵母」の開発元として広く知られ、これらの酵母は全国の酒蔵で採用されています。華やかな吟醸香としなやかな口当たりを生み出すこれらの酵母は高く評価されており、伝統と科学的研究の融合が今回の共同開発の基盤となりました。


全体のブランド戦略は重星戦略(We’s Star)が担当しました。同社は国際的な IP 統合やブランドコラボレーションを得意とし、これまでに Gawr Gura × SUSHIRO × iPASS、Pokémon × Bugcat Capoo、進撃の巨人 × Kizuki Ramen USA など、多くの成功事例を積み重ねています。今回の『五十瀾』は、同社の国際ブランド戦略の象徴的な成果といえます。
ブランド名『五十瀾(いそらん)』には深い意味が込められています。「五十(いそ)」は台湾稲作の基盤を築いた農学者・磯永吉博士への敬意を示し、多文化の融合や知の継承を象徴しています。「瀾」は海の波を意味し、日本と台湾という二つの島国をつなぐ文化交流を表現しています。ブランド理念である「多くの力を集め、海の波濤を起こす」は、国境を越えた文化・産業の協力精神を体現するものです。


【商品情報】
商品名:五十瀾(いそらん)純米大吟醸
原産国:日本(茨城県水戸市)
アルコール度数:15%
使用米:五百万石・美山錦
内容量:720ml
希望小売価格:台湾:NT$880 /日本:¥3,500(税込)
予約開始日:2025年11月17日12時より
予約サイト:https://www.meirishurui.com/online/isoran_720/
*中華民国の法律により、中華民国内では 18 歳未満の飲酒は禁止されています。
*日本国の法律により、日本国内では 20 歳未満の飲酒は禁止されています。
*飲酒運転は法律で禁止されています。
2025.11.20




















































