【台北訊】台湾交通部はこのほど、車室を備えた新タイプの「三輪バイクの公道走行を解禁する」との見通しを明らかにした。対象は密閉式キャビンやハンドルではなく、ステアリングホイール(方向盤)による操縦装置を備えた車両。関連法規を改正して新たな車種区分として認める方針だ。施行は今年下半期を見込んでいる。
同部は「外観が超小型自動車に類似し、屋根やドアを備えた密閉構造が特徴の車両が対象」としている。これにより、雨天時でも運転者が雨風にさらされないため、従来の二輪バイクよりも快適性と安全性の向上が期待される。
一方で法的な車両区分は引き続き「機車(バイク)」とし、ナンバープレートもバイク用を兼ねる。ただし、運転資格の要件は一般的なバイクより引き上げられ、操作方法が自動車に近い事から、運転には普通小型自動車以上の運転免許が必要とされる。バイク免許のみでの運転は認められない。
通行区分については、小型自動車と同様の扱いとし、市街地の一般道路や地方道路の走行は可能とする。さらに、速度性能や安全面への配慮から、国道(高速道路)および快速公路(自動車専用道路)の走行は禁止する方針。
交通部は「この種の三輪キャビン付き車両は海外の一部地域ですでに導入例がある。バイクの機動性と自動車の保護性能を併せ持つ新たな移動手段」と説明。都市部での短距離移動や通勤用途としての活用を見込んでいる。また、電動モデルの普及も想定されており、環境負荷の低減にも寄与するとしている。
改正案は現在、法規の事前公告手続きに入っており、各方面からの意見を踏まえて正式決定される予定。施行後は、台湾の道路事情に合わせた新たなモビリティーの選択肢として注目を集めそうだ。
2026.02.09





















































