台湾プロ選手がポスティングシステムで初の日本球団加入

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台湾プロ野球ラミゴ・モンキーズの王柏融外野手(写真=自由時報)

北海道日本ハムファイターズ球団は12月7日、台湾プロ野球ラミゴ・モンキーズの王柏融外野手と契約合意した。かねてより交渉権を得て協議していたがこのほど、ポスティングシステム(制度)による台湾プロ野球選手の日本球団加入が初となった。

球団を通じ王選手は「皆様に感謝します。台湾プロ野球界で初めて海外移籍制度を行使して日本プロ野球界に加わる事ができました。名誉です。同時にプレッシャーもあります。初心を忘れず努力を怠りません。日ハム球団には感謝しております。この数年間サポートしていただきましたラミゴ・モンキーズに感謝の意を表します」とコメントした。

一方、日ハムの栗山英樹監督は「王選手の台湾での活躍は周知の通り。どうしても欲しい選手でした。王選手は台湾の宝。今度は日本で大きな夢を実現して欲しい。我が球団も全力を尽くします。打撃面での期待が大きいですが、層の厚い現外野陣を多方面からさらにレベルアップさせてくれるはずです。早く日本になじみ本来の力を発揮してもらいたい」と期待感を示した。