台北街事情

青信号になると全てのスクーターが全力で発進する

台北でタクシーに乗るとき、注意しなければならない事が3つある。ひとつ目は、後部座席でもシートベルトを着けなければならないこと。ふたつ目は、ドアは自分で開け閉めすること。三つ目は、ドアを開ける際、後方確認を必ずしなければならないこと。たとえ歩道側に出るときでも。
台北では、スクーターの数がとても多い。道路を走っているものも、駐車しているものも日本では考えられないほどの多さだ。おそらく、自動車の数よりも多い。二人乗りは当たり前で、中には真ん中に子供を乗せた3人乗りもよく見かける。
そして、それが赤信号になると、自動車の停止線の前に設定せれている、オートバイ専用のスペースに後ろから続々と集まり、30台ほどになる。この集まるときに、車と歩道、車と車の細い間を縫うように進んでくる。だから、タクシーのドアを開けるとき後方確認が必要なのだ。もし、ドアにスクーターがぶつかった場合、タクシー側の責任となるそうだ。
信号が青に変わると、その30台がまるでレースのようにエンジン全開で走り出す。見ていると、呆気にとられるが、一種の爽快感もある。一方、自転車を見かけることがほとんどない。人に聞くと、台湾は夏が暑いため自転車に乗る人が少ないのだそうだ。また、歩道が荒れているため、自転車の走行に向いていない。それに加え、通勤費を労働者側が負担するため、それを節約する目的もあるようだ。
しかし、エネルギッシュなあの光景を見ると、台湾の躍進の秘密がひとつ解けたように思う人も多いだろう。

赤信号の間にスクーターが専用スペースに集まってくる

FOODEX JAPAN2012に台湾パビリオンが出展

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代表処代表馮寄台氏

アジア最大級の食品・飲料専門展示会「FOODEX JAPAN2012(第37回国際食品・飲料展)」が3月6日から9日の4日間、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催されている。
同展は“食”にかかわる最新情報と商談機会の創出を通じて、食品業界の更なる発展に寄与することを目的に実施されている。37年目となる今回は、世界72か国と地域から2391社が出展している。
この展示会に、TAITRA(台湾貿易センター)主催による台湾パビリオンが出展し話題を呼んでいる。ここに台湾と台湾に関係する企業・団体、約100社が参加している。
TAITRAは1970年、外国との貿易促進を目的に設立された。台湾では最大の非営利の貿易促進団体。
初日の6日には、代表処代表馮寄台氏、高雄市長陳菊氏、TAITRA副秘書長葉明水氏などの出席のもと、華やかに台湾パビリオン開幕式典が行われた。
このパビリオンに日本企業で、台湾物産館を運営する池栄青果が出展している。社長の藤田克己氏によれば、今回で5年連続の5回目の出展になるそうで、
「5年前に比べると、パビリオンの大きさが50%増え、1500坪になっています。大体、毎年200人以上150社以上の来場があり、5~6社がビジネスに結びついています」と説明してくれた。
同社では、ライチ、落花生とビーフンが売れ筋商品で、特にビーフンは国分を通じて全国のスーパーに提供している。
今回のFOODEXでは会期4日間で食のバイヤー8万人の来場が予想されている。

高雄市市長陳菊氏
池栄青果社長 藤田克己氏

 

 

 

 

高雄市長が八王子市の「道の駅」を視察

 
 訪日中の陳菊高雄市長は5日午後、東京都八王子市を訪れた。八王子市長・石森孝志氏と会談し、2013年に高雄市で行われるアジア太平洋都市サミット(Asia Pacific Cities Summit:APCS)に石森市長を招待したほか、八王子IC近くの道の駅「八王子滝山」を視察した。

 高雄市と八王子市は2006年11月1に姉妹都市関係を結んでおり、今年の高雄ランタンフェスティバルには黒須隆一・前市長ら八王子市民らが参加するなど、日台交流や相互訪問が盛んに行われている。
 
 道の駅の視察で、生産農家情報のデジタル表示や施設の緊急避難システムなどに強い関心を示した陳市長は、今年5月に高雄市内に市政府直営の高雄物産館がオープンするにあたり、日本の地産地消の方式をぜひ高雄にも導入したいと熱心に参観した。
 

ユニクロ、台中に初出店

 

 ファーストリテイリングのカジュアル衣料品店「ユニクロ」は2日、台中市内にある中友百貨に新店舗をオープンした。ユニクロが台湾で台北市以外に出店するのは初めて。今回の出店で台湾では9店舗目になる。
 
▽詳しくはこちら
中友百貨ホームページ http://www.chungyo.com.tw/
 

馮代表が尖閣諸島の無人島命名で日本側に抗議

 

尖閣諸島

 外交部は2日、釣魚台列島(日本名・尖閣諸島)を含む排他的経済水域の39の離島に命名したと発表したことに関し、中華民国(台湾)政府はこれに抗議するとの声明を発表した。「(わが国に)断りなく、釣魚台列島の4つの無名の島が、日本の総合海洋政策本部により沖縄県石垣市・久場島(わが国の黄尾嶼)の『北西小島』、『北小島』、『北東小島』および、同市大正島(わが国の赤尾嶼)の『北小島』と名付けられた」と説明。
 
 さらに外交部は3日、尖閣諸島周辺の無名の無人島4島命名に対して、馮寄台・駐日代表が日本側に対して厳正に抗議したことを明らかにした。一貫して尖閣諸島の領有権は中華民国にあるという立場を重ねて表明し、日本に対し平和的で理性的な方法で争議を解決し、日台関係に影響を及ぼさないよう自制を求めている。
 
 (画像提供:海上保安庁
 

次期駐日代表に求めるものは、日本語能力よりも正しい政策

 
 馬英九総統は1日、沈斯淳・次期駐日代表と面会した。台湾メディアから沈氏の日本語能力が問題視されたことに対して、日本語能力は問題ではなく、日本語がどれだけできても政策が正しくなければ外交の進展は期待できないと指摘した。
 
 馬総統は、沈氏は大学で2年間日本語を勉強したことがあり、外交部主任秘書の時代にも外交部外交領事人員講習所で日本語を勉強しており、閲読は問題がなく、会話はこれまで披露するチャンスがなかっただけで、沈氏は日本語ができないというのはマスコミの大きな誤解だと強調した。
 
 「半年後には日本語での講演も行いたい」と意欲をみせている沈氏は、2010年5月から2年近く外交部常務次長を務め、日本・アジア太平洋地域業務の監督・指導を担当し、対日関係にも明るい。また、長年にわたり独学で日本語を学び、対日業務や台日関係の発展に関する研究を多く手掛けるほか、国際関係やアジア太平洋地域の情勢にも詳しい。