自閉症者のみで結成された台湾高雄市自閉症協進会の「星星王子打撃楽団」が28日、国立オリンピック記念青少年総合センターで「台湾・高雄市自閉症協進会 星星王子打擊楽団 演奏・講演会」を開催する。日本での演奏会は初めて。日本の自閉症者たちとの交流活動なども予定されている。
同演奏会では、台湾と日本で演奏活動を行っている自閉症者たちが、言葉や文化の壁を越えて共に演奏活動を行うことによって、音楽活動がどのような効果をもたらすのかについて考えることを目的としている。
演奏曲目はブラームス《ハンガリー舞曲第5番》、ヨハン・シュトラウス《美しき青きドナウ》など。個別の演奏のセッションのほか、出演者全員で合奏するセッションも設けられている。