釧路市動物園は1月31日、台北市立動物園と友好協定を結んだ。自然保護や環境教育を理念とし、園の運営管理の質を向上できるよう相互交流を通して専門知識や経験を共有していくのが狙い。
調印式には釧路市動物園の山口良雄園長、台北市立動物園の金仕謙園長のほか、交流協会台北事務所の岡田健一総務部長、台北市教育局の丁亜雯局長らが出席した。
昨年、両園がタンチョウヅルに関する覚書を締結し、釧路がつがいのタンチョウヅルを台北に無償貸与されたのは記憶に新しいが、友好協定の調印で双方の動物交流にさらに弾みがつくことが期待されている。また、台北市立動物園では釧路市動物園にキリンを貸し出すことを計画中だが、釧路側の飼育設備等の問題もあり、今後検討を重ねていくとしている。