スターアライアンスは29日、エバー航空(BR)の加盟方針を発表した。エバー航空・会長のジェームズ・ジェン氏は「慎重に検討をおこなった結果、スターアライアンスへの加盟が最適であると判断した」とコメント。
エバー航空は現在、マイレージプログラムで全日空(ANA)、アシアナ航空、中国国際航空(CA)と提携、いずれもスターアライアンスに加盟済み。ジェームズ氏は「エバー航空とネットワークの相互補完が可能である中華国際航空とともに、中国ー台湾のフライトを拡大する」と述べ、意気込みを示した。
正式加盟までには、加盟作業の期間を考慮すると約6ヶ月超がかかる見込み。エバー航空の加盟により、加盟予定を含めた加盟航空会社の数は30社となり、1日あたり2万2000便を191ヶ国1345都市に運航することになる。