横浜中華学院が民国100学年度の卒業式を開催

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卒業生と教員のみなさん

横浜中華学院の畢業典禮(卒業式)が3月16日、神奈川県民ホールで開催された。同校は、1898年2月に訪日していた孫文が、横浜に設立した大同学校が前身で日本で最初の中華学校。
 今回の卒業生は、小学部(小学校)28人、中学部(中学校)14人、高中部(高等学校)19人の計61人。
 伝統のある同校の卒業式にふさわしく、来賓の顔ぶれには多彩な人物が揃い、台北駐日経済文化代表処馮寄台代表、横浜分処李明宗処長、横浜華僑総会施梨鵬会長や、横浜市内の小中学校の校長先生など十数人。
来賓の祝辞が終わると卒業生の一人ひとりに、校長の施惠珍先生から卒業証書が手渡された。そして、在校生の送辞、卒業生の答辞が始まると、涙ぐむ学生の姿が見られるようになった。高中部の卒業生の多くは、慶応大学、法政大学や医学部、薬学部などへの進学が決まっている。
 式典は卒業生の退場を、父母が盛大な拍手で送り感動の裡に閉会となった。

横浜中華学院 施惠珍 校長

 

祝辞を述べる馮寄台 代表