台湾の馬英九総統は24日、総統府で衛藤征士郎衆院副議長と会談し、先日決定した台湾の対日窓口の新人事を紹介、日本側が亜東関係協会の廖了以(りょうりょうい)新会長と沈斯淳(しんしじゅん)次期駐日代表(大使に相当)を支持するよう希望した。
廖氏について馬総統は「日本と深い縁があるほか、日本のこともよく理解している」として、「その就任は台日関係の緊密化につながるだろう」との考えを示した。近く着任する沈氏に関しては「外交官歴30年以上のベテランで、ここ3年来対日業務に携わってきただけでなく、日本語もわかる」と紹介した。