アジア最大級の食品・飲料専門展示会「FOODEX JAPAN2012(第37回国際食品・飲料展)」が3月6日から9日の4日間、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催されている。
同展は“食”にかかわる最新情報と商談機会の創出を通じて、食品業界の更なる発展に寄与することを目的に実施されている。37年目となる今回は、世界72か国と地域から2391社が出展している。
この展示会に、TAITRA(台湾貿易センター)主催による台湾パビリオンが出展し話題を呼んでいる。ここに台湾と台湾に関係する企業・団体、約100社が参加している。
TAITRAは1970年、外国との貿易促進を目的に設立された。台湾では最大の非営利の貿易促進団体。
初日の6日には、代表処代表馮寄台氏、高雄市長陳菊氏、TAITRA副秘書長葉明水氏などの出席のもと、華やかに台湾パビリオン開幕式典が行われた。
このパビリオンに日本企業で、台湾物産館を運営する池栄青果が出展している。社長の藤田克己氏によれば、今回で5年連続の5回目の出展になるそうで、
「5年前に比べると、パビリオンの大きさが50%増え、1500坪になっています。大体、毎年200人以上150社以上の来場があり、5~6社がビジネスに結びついています」と説明してくれた。
同社では、ライチ、落花生とビーフンが売れ筋商品で、特にビーフンは国分を通じて全国のスーパーに提供している。
今回のFOODEXでは会期4日間で食のバイヤー8万人の来場が予想されている。