在京台湾メディアと会津若松市といわき市を訪問中の、代表処代表が19日、観光ふくしま復興の象徴として再開したいわき市の総合観光娯楽施設「スパリゾートハワイアンズ」を視察。渡辺敬夫市長、いわき観光まちづくりビューロー会長で同施設を運営する常盤興産の斉藤一彦社長と懇談した。
馮代表は「台湾メディアのペンとカメラでいわき市の元気な姿を台湾にメッセージとして発信します」と支援を約束。そして、宮城、岩手、福島3県からの農水産物輸入制限について、台湾当局が解除を含めた見直しを検討していることも付け加えた。
渡辺市長は「代表自らマスコミの皆さんとともに、実際に足を運んでくれたことが何よりの風評払拭になります」と感謝の弁を述べた。また、国内外からの観光客に対する独自の助成制度を導入する案があることを発表した。
斉藤社長も「他に先駆けての渡航自粛勧告の解除はいわき、福島にとって非常に力強い」と語った。この後、馮代表一行は新しくなったステージでのフラーガールによるポリネシアンショーを観賞した。