台湾・国立故宮博物院の周功鑫院長は、台湾のメディアと単独会見し、来年夏に予定されている故宮日本展の成功に強い期待を示した。また、2015年にオープンする故宮南院について、台日博物館交流のプラットフォームにしたいと意気込みを見せた。
台日双方が長年望んでいた故宮日本展は東京国立博物館(東博)で2014年6月から9月の開催が見込まれている。
中華文化文物を収蔵する台北故宮に対し、故宮南院は「アジア」をテーマとしている。周院長は、台湾と密接な関係を持ちアジアの重要な文化立国である日本にはぜひ、南院を台日文化交流の舞台として役立てて欲しいと話している。