三井住友海上キャピタル株式会社(MSIVC)は18日、台湾の工業技術研究院傘下のベンチャーキャピタル、創新工業技術移転公司(ITIC)が昨年立ち上げたファンド「国富緑景基金」に参加。1000万米ドルを出資することに合意した。経済部の詹文鑫顧問と工業技術研究院の蔡清彦会長の立会いで協定に調印。去年ITICと三菱UFJのファンド設立に次ぎ、日台の2件目の基金協力となった。
今回の契約では、ITICは2000万米ドル~3000万米ドルを注入し、三井住友海上キャピタルが1000万米ドルを投資する。台湾、米国、日本の他、イスラエルからの法人機構も基金に参加しているとのこと。
同基金は昨年5月に設立。今年末までに1億米ドルの資金調達を目指している。