「大好きな台湾で一生懸命仕事をしたい」— 交流協会・樽井新所長

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 先月24日付けで交流協会台北事務所(日本の対台湾窓口機関)の所長に就任した樽井澄夫氏の着任レセプションが10日夜、台北市内で開催された。
 
 挨拶に立った樽井氏は、「外務省に入って最初の研修地であった台湾に、代表として戻ってくることができ非常に嬉しく思っている」と挨拶。そして、東日本大震災後の台湾からの大規模支援への感謝を述べ、大好きな台湾で一生懸命仕事をしたいと抱負を語った。
 
 前所長の今井正氏もメッセージを寄せ、在任中に日台の特別な絆を実感したと振り返り、今後は交流協会理事長として日台交流に力を注いで行きたいと述べた。
 
 亜東関係協会(台湾の対日窓口機関)の会長・廖了以氏は、台湾側を代表して樽井氏を歓迎。今井氏の在任中の取り組みを高く評価するとともに、豊富な外交経験を持つ樽井氏の下で、台日関係がさらに前進するよう期待した。