台湾鉄路125年周年 国宝級のお召し列車を公開

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 台湾の在来線を管理する交通部台湾鉄路管理局(台湾鉄路)は6月7日、台湾鉄路125周年の鉄路節(鉄道祭り)を祝賀するため、かつて日本統治時代の皇室、台湾総督および蒋介石元総統が利用するために用意された3両のクラシックな木造列車を、基隆七堵調車(配車)場特種車庫で一般公開した。
 
 この3両の列車の内、2両は「総督花車」と呼ばれ、1904年に完成。台湾総督の乗車用に供された。また 「天皇花車」は1912年に完成し、1923年に当時皇太子様であった昭和天皇陛下が台湾を訪問された際に乗車されたが、天皇がご乗車されたことはなかった。その後、ある程度の年月が経ってから、当時の蒋介石総統専用の車両に改装された。そのほかの1両は、「総統花車」として1969年に完成し、李登輝・元総統が1991年に乗車したことがある。