~台北市政府宣伝局が協賛とアピール~
近畿日本ツーリストと台湾角川書店が主催、台北市政府宣伝局が協賛の「台北旅行イキマショウ」セミナーが6月8日に東京・秋葉原で開催された。台北市を修学旅行の場所として誘致、アピールすることを目的に学校の教員を主な対象に開催したもの。当日は約40人の関係者が参加した。
セミナーの冒頭、台北市政府宣伝局の薜秋火専門委員は、「台北市内には歴史あるお寺から101タワー、B級グルメ、更には高級料理までさまざまな観光スポットが混在しています」と、懐かしさや時代の最先端までを体験できる都市として台北市の魅力を披露。「台湾市民230万人を代表して修学旅行の学生さんだけでなく一人でも多くのお越しをお待ちしています」とアピールした。
続いて、近畿日本ツーリストの団体旅行事業本部福岡卓部長が台北市観光の際のポイントなどを詳しく説明。台北市内は、MRT(地下鉄)に乗れば、一時間以内にどこへでも直ぐに行く事が可能で利便性があります。また、日本の統治時代のインフラや建物が数多く残っており、観光と学習が同時に行えます。そして、他国への修学旅行は減少傾向にある昨今に対し、台湾への旅行は増加している事を強調。2011年は1万人の学生が訪台と説明した。さらに、短時間でも満足できる視点で決定されたミシュランの推薦スポットである龍山寺、北投温泉、猫空などの観光スポットをOCRを用いて詳しく説明した。
その後、旅行中の医療対策、急病発生時の行動など、日本旅行医学会の士篠塚規専務理事が細かく説明。続いて台北市生まれの漫画家であり紀行作家の哈日杏子氏より台北市内の観光PRと続き、3時間に渡る中身の濃い修学旅行セミナーは幕を閉じた。
なお、このセミナーは翌6月9日に大阪でも開催された。