通年、年に一回開催される日台観光サミットが7月6日、花連で開催された。今年は200人に迫ると過去最多の参加者を記録し、日本側は観光庁の又野己知次長、交流協会台北事務所・味祐介副代表、日本観光振興協会・西田厚聰会長、日本旅行業協会の菊間潤吾会長らが出席。また、台湾側からは交通部(国交省に相当)・毛治国部長、謝謂君観光局長ら政府の関連機関から98人が参加した。
また、今年は両国の航空業界、旅行業の代表者らも参加し、この交流のプラットフォームが台日双方により一層重視されていることを示すものとなった。
サミットでは、効果的な航空路線の運航、より多元的な優遇措置やセールス・ルートなど、台日オープンスカイ(航空自由化)時代への対応を強化し、それにより旅行商品の強化および観光市場の成長を促進していくことが決議された。また、同時に「台日観光促進年」を2013年まで一年の延長して、それにより双方向の観光交流の質と量を向上させ、さらに双方間の訪問者数300万人の目標を早期に達成させることも決定した。
また、今後の強力発展について、積極的な話合いが行われ、「VWC(Visit World Campaign計画)、」「VJC(Visit Japan Campaign)計画」、「Time for Tiwan-旅行台湾就是現在(仮題:今台湾を遊ぶ)」など重要な推進拡大計画について、報告が行われた。
なお、来年の台日観光サミットは日本の三重県で開催予定。