台湾観光協会は、日本旅行業協会(JATA)が主催し、9月21日~23日に東京ビッグサイトにて行われたJATA国際観光フォーラム・旅博2012のJATAツーリズム大賞2012で「観光局部門賞」を受賞し、台湾観光協会会長の張家祝氏が表彰を受けた。これは旅博2012の開幕にあたり行われた式典で、毎年日本の海外旅行市場拡大に貢献した企業・団体・個人を称えるもので、観光局部門賞、パブリシティ部門賞、特別賞の3部門が表彰されている。
今年は、観光局部門に台湾観光局とメルコスール観光局、パブリシティ部門に日本テレビ放送網の「世界の果てまでイッテQ」、特別賞にフィンランドの航空会社、フィンエアー(AY)が選出された。
選考基準は観光局の場合、過去三年間の渡航者数の推移や、JATAが取り組む施策への関与度合い、新たな魅力の発信、独自取り組み状況など。パブリシティ部門は旅行振興への貢献度で、特別賞は観光局やパブリシティ関連以外で旅行需要喚起に貢献している、あるいは旅博の開催に多大なる貢献をしていること。
観光局賞を受賞した台湾観光協会は「ザ、ハート・オブ・アジア」(The heart of Asia)、「タイム・フォー・タイワン」(Time For Taiwan)のキャッチコピーを起用し、積極的な日本と台湾のプロモーション活動を展開して、旅行者の旅心を捉え、旅行需要の掘り起こしに多大な貢献をしたと評価されたもの。