27日午後2時30分に公表された台湾交通部中央気象局の発表によれば、大型の台風17号(ジェラワット)は、台湾の東南東約410キロの海上にあり、毎時14キロの遅い速度で、台湾に接近しつつあるという。台湾に上陸する可能性は低く、台湾の東海上を経由して沖縄方面に進む見込みだが、台風の影響による「豪雨特報」が、台湾の北部、東北部、東部、東南部に発出されており、この地域では、局地的な大雨や豪雨、強風の予報が出ている。交流協会台北事務所では、報道等により、今後の台風の進路に注意するとともに危険な山間部や海岸等には近寄らないよう十分注意するよう呼びかけている。