駐米代表に馬総統側近の金溥聡氏

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 台湾メディアによると新しい中華民国駐米代表(大使に相当)に国民党の金溥聡元秘書長が、現職の袁健生駐米代表は安全保障政策担当の国家安全会議(国安会)秘書長が就任するという人事が9月19日に発表された。これは現職の胡為真国安会秘書長の辞任にともなう人事異動。胡氏は辞任後、高級顧問の総統府資政として招かれることになっている。
 金溥聡氏は台北市副市長、国民党秘書長などを歴任しており、馬英九総統の厚い信任を得ている側近として知られている。袁健生氏は外交部北米局長、カナダ駐在代表、駐パナマ大使などを歴任している。
 また、楊進添外交部長は総統府秘書長に、楊部長の後任には林永楽EU代表が就任する。林永楽氏はインドネシア駐在代表、欧州局長、外交部次長(次官)などをそれぞれ歴任している。