台湾観光局主催、台北駐日経済文化代表所指導、チャイナエアライン、エバー航空が共催、京急電鉄、京成電鉄が協力のイベント列車が9月17日(月)~10月18日(木)のまでの一ヶ月間、運行されている。これは台湾観光局が秋から冬に向けた台湾観光促進活動の一環として京急線、京成線の羽田空港~成田空港間を結ぶ京急電鉄(600形 8両1編成)を全て活用して「東京(羽田)⇔台北(松山)、東京(成田)⇔桃園・高雄“台湾まで一直線”」と、題した台湾観光イベント列車を運行させることのよるもの。同列車の出発セレモニーが9月21日に京急線品川駅2,3番線ホーム特設会場にて行われた。
セレモニーには台湾交通部観光局・張錫聰副局長、台北駐日経済文化代表処の羅坤燦副代表、台湾観光協会・張家祝会長、台湾観光局東京事務所・江明清所長、チャイナエアライン・鐘明志日本支社長、エバー航空・王振興日本支社総支配人、京急電鉄品川駅長、京成電鉄成田駅長が出席した。また、台湾観光団が舞踊パフォーマンス(電音三太子ダンス、先住民族舞踊)を繰り広げた。
セレモニーは台湾観光局張副局長の「台湾へと繋がる“羽田空港―首都圏―成田空港”間を往復しながら、主要アクセスである京急線をアピールすることで、都心から台湾まで「一直線」の連結で、利用者に向けて直ぐに旅立てる台湾をPRすることが出来、利便性がさらに高まる。また、静岡、富山、鹿児島県など、航空定期便が開設され、投資、貿易、慣行など日本と台湾の双方の往来が一層深まることを望んでいる」と挨拶した。今回は、6人の主賓それぞれが京急品川、横浜、羽田空港、京成上野、成田空港の各駅の一日駅長に任命されており、張副局長は生まれてはじめての一日駅長の役目の「出発進行」の合図をさせてもらい大変光栄だと語った。続いて代表処の羅副代表が「日本と台湾は経済・文化における交流が大変親密である」と祝辞。
セレモニーはイベント列車の内覧、そして一日駅長によるホーム上での出発式、台湾民族によるパフォーマンスと続き、立ち見客も見るほどの盛況のなか、幕を閉じた。
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