毎年恒例の中華民国留日名古屋華僑総会主催の「中華民国(台湾)101年国慶晩餐」が10月6日、名古屋市内のホテルで開催された。今年は120人の参加で例年通り大規模な会となった。司会者から開会が宣言されると、最初に中華民国国歌「三民主義」が、続いて劉家昶氏の指揮による日本国歌「君が代」が全員で斉唱され、厳かに始まった。
冒頭、主催である名古屋華僑総会の邱文揚会長は「日台の繋がりをより一層親密にしていきたい」との挨拶があった。その後、台湾の政府を代表して、台北駐日経済文化代表処・大阪弁事処処長・黄諸候氏が挨拶。来賓者の愛知県日台交流会・重富亮氏、衆議院議員・牧義夫氏、参議院議員・荒木清寛氏、同・魚住裕一郎氏、名古屋市日台議員連盟会長・藤沢ただまさ氏と挨拶が続き、前名古屋市会議員の桜井治幸氏の音頭で一同乾杯となった。
余興では石川県で活躍する台湾人歌手・寒雲さんの美しい歌声が会場を和ませた。会は同会の邱錦爵の閉会の辞をもって、盛況のなか幕を閉じた。