秋田県の仙北市国際交流協会と観光協会関係者らが代表処を訪問

0

 

写真提供:台北駐日経済文化代表処
写真提供:台北駐日経済文化代表処

 仙北市国際交流協会(秋田県)の高橋練三会長をはじめとする田沢湖観光協会、角館町観光協会の関係者ら一行が9月28日、台北駐日経済文化代表処を訪れ、羅坤燦副代表および陳調和副代表と会談した。
 
 一行は同協会の関係者のほか、翌29日に田沢湖・角館観光連盟が東京・JR有楽町駅前などで開催する観光促進イベント「ふるさと秋田まつり」に参加する「秋田美人100人キャンペーン」のメンバーになっている地元のホテル、料亭、観光協会の各関係者など。
 
 会談の中で高橋会長と同キャンペーンの団長である仙北市国際交流協会の安藤大輔副会長は、翌日の観光キャンペーンについて紹介。また、仙北市では11月11日~15日にチャーター便で台湾を訪問し、観光等の交流活動を行う予定であることも紹介。訪台には角館高校の生徒14名が同行し、訪問先で生徒たちによる郷土芸能の「大山囃子」を披露するほか、士林商業高校の生徒たちとの交流も行う予定であるなども紹介した。
 
 羅副代表は「台日間の観光交流は大切であり、より一層緊密になるよう期待している。双方の年間往来者数300万人を目標としており、引続き双方の努力で達成できるようにしていきたい」と述べた。また、高校生の教育(修学)旅行について「台日の若者による交流は非常に意義があり、相互訪問を通して次世代の若者の交流および相互理解を図ることができる。台湾では国内を5つの地区に分けて、その地区の中で責任校を定め、関係者を組織し、日本の高校との交流を計画的に行なっている。現在では修学旅行だけで台湾から5000名~6000名が訪日している」と紹介した。