台湾在日福岡留学生会年忘れの会 福岡で開催

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出席者ら
出席者ら

 1年の活動の労をねぎらう年忘れの会が、11月18日、福岡市で開催された。台湾在日福岡留学生会が主催したもので、出席したのは福岡の財界、官公庁の職員をはじめ、福岡在住の留学生ら約120名。
約120名が出席
約120名が出席
台北駐福岡経済文化弁事処/曽念祖処長
台北駐福岡経済文化弁事処/曽念祖処長

 今年会長を務めた台湾在日福岡留学生会の蕭家如会長が「振り返れば、この11ヶ月はあっという間に過ぎた。全てが初めてのことばかりで実務を覚えるのに必死だったが、皆さんの温かい指導の下、何とか無事に任務を終えた」と挨拶。来賓の台北駐福岡経済文化弁事処の曽念祖処長は「皆様からの支援があるからこそ、台湾からの留学生達は安心して勉学に専念することができる。留学生の皆さんもご支援してくださる方々の御恩を忘れず一生懸命勉強し、将来は『日本と台湾の架け橋』として活躍されることを期待している」と述べた。山口県日台交流協会重冨剛克会長は「良いことがあってもそれに奢ること無く、初心に戻って頑張ろう。悪いことがあった年には気分を新たにリセットして頑張ろう」と学生達に激励を送った。
山口県日台交流協会/重冨剛克会長
山口県日台交流協会/重冨剛克会長
九州不動産専門学院/小菅亥三郎理事長
九州不動産専門学院/小菅亥三郎理事長

 西日本台湾学友会の海めぐみ会長が乾杯の発声をした後、抽選会では、協賛の中華航空やエバー航空から福岡台北往復航空券が出品、その他、インスタントカメラや図書カードといった景品も並び、当選した学生達は満面の笑顔を見せた。
テレサテン「時の流れに身をまかせ」合唱
テレサテン「時の流れに身をまかせ」合唱
福岡台北往復航空券が抽選会の景品として出品された
福岡台北往復航空券が抽選会の景品として出品された

 また、参加者一同でテレサテンの「時の流れに身をまかせ」を合唱し、会場の雰囲気を盛り上げた。来賓として招かれた九州不動産専門学院の小菅亥三郎理事長は「学生達は会の運営を通して、自分達のためではなく人のため絆の為に奉仕することで『国民』になっていく」と、学生達の成長ぶりを評価した。会は今後の留学生への支援と、留学生間のネットワーク強化を誓い、万歳三唱で幕を閉じた。