世界林氏宗親懇親大会タイで開かれる 

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大阪・関西林氏宗親会林錫璋会長一行
大阪・関西林氏宗親会林錫璋会長一行

12月14日、15日と世界各国の林氏宗親会(※)がタイ・バンコクに集まり、第14回世界林氏宗親懇親大会を開催した。大阪では関西林氏宗親会林錫璋会長を団長として23名が参加した。中には大阪台湾同郷会張種徳前会長と中山勝富元会長、洪麗華現副会長など大阪僑團聯合会のメンバーが多く友情参加した。

14日は海外からの宗親の出迎えと各宗親の宿泊ホテルでの歓迎晩餐会が開催された。15日は林氏の先祖(太始祖比干、始祖林堅、媽祖)を祭る林氏大宗祠において厳かに内外宗親の統一祭祖が行われた。終了後、大広場の露天で昼食を取りながら観劇、その後、メナン河での一巡クルーズも催された。

午後には理事会、会員懇親大会などが開かれた。晩餐会はセンタラホテルで開かれ、国内外宗親約3000人が集まり、珍しい舞踊や歌などを披露した。なかにはプロ顔負けの芸を持つ会員も見られた。林氏は全世界で約7000万人いると言われているが、この大会でその団結力を誇示した。

(※)林氏宗親会は「林」という姓の人によって成る組織。数ある同姓組織の1つ。総本部がある世界林氏宗親総会(台北)をはじめ、台湾、中国、香港、日本、シンガポール、フィリピン、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、インドネシア、カンボジア、タイ、ブルネイ、アメリカ、カナダなどの国々に団体が置かれ、会員はおよそ7000万人といわれる。1986年に第1回懇親大会がタイで開催され、以来、2年に1度、異なる国で懇親大会が開かれている。