馬英九総統「台湾を開放すればもっと良い機会が増える」

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馬政権は台湾の開放を加速させている
馬政権は台湾の開放を加速させている

~天下経済フォーラムで参加者に~
 馬英九総統は1月8日、年明け恒例の「天下経済フォーラム」で「台湾を開放すればするほど台湾に対しての良い機会がますます増える。政府をはじめ、企業、国民は徐々に保守的な考えを捨てるべき」と台湾開放をさらに進める考えを表明した。
 馬総統は「2013年天下経済フォーラム」で挨拶した際、「台湾のGDP(国内生産率)の70%は輸出に頼っている。昨年1年間のGDPは確かに芳しくはないが、後半の第四期から徐々に景気が回復している。今年は去年に比べ、ぐっと状況は良くなる筈」と景気回復に期待感を示した。
  さらに総統に就任して以来、台湾と他国・他地域との経済連携協定の締結に尽力し「これは就任以前にはない事」とした。
  一方、今年は中国大陸と経済協力枠組み協定(ECFA)や日本と投資協定の調印に向けた活動を推進。シンガポールとニュージーランドの経済連携協議締結へ向けた会議の実施など、今年はこれらをさらに迅速に行う方針。また、今後、台湾開放をさらに加速させることも表明した。
 総統は最後に「私の、そして台湾の長期的な目標は環太平洋戦略連携協定(TPP)と東アジア地位包括的経済連携(RCEP)に参加すること。そうなれば台湾は海外との貿易競争力がさらに強化する」と今後の抱負を語った。