2013年在阪華僑春節祭、盛大に開催

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大阪中華学校
大阪中華学校

中華民国留日大阪中華総会主催の「第13回春節祭」が、2月10日、大阪中華学校で盛大に開催された。午前10時、校庭に続々と在阪華僑の家族連れなどが集い始め、第一回抽選券・整理券配布に並ぶ行列ができた。校庭を華僑団体が出店する中華料理のブースがぐるりと囲み、開店準備が佳境に入っていた。

出店ブース
出店ブース
ブースを見回る沈斯淳代表夫妻
ブースを見回る沈斯淳代表夫妻

呉英毅僑務委員長、沈斯淳代表夫妻、国会議員ほか来賓が来場し、各ブースへの挨拶回りをするなか、午前10時15分、司会進行の林学謙氏(大阪中華総会)の言葉で開会が宣言され、最初に挨拶に立った大阪中華総会洪勝信会長は、春節祭の由来を説明しながら「中華学校を利用して春節の折に華僑の皆様にお集まりいただいて1年に1回、お祝いをする楽しい場です。地域の皆様にこの場を開放して中華の思いを一緒に祝っていただきます。13回目の今日はたくさんの催し物があります。料理も抽選会もあります。楽しんでいただければと思います」と述べた。

大阪中華総会洪勝信会長
大阪中華総会洪勝信会長
沈斯淳代表
沈斯淳代表
呉英毅僑務委員長
呉英毅僑務委員長
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村上政俊衆議院議員
大江康弘参議院議員
大江康弘参議院議員
玉置賢司浪速区長
玉置賢司浪速区長
鏡割りの儀式
鏡割りの儀式

続いて、駐日代表処沈斯淳代表は、流暢な日本語で、この間、経済・貿易、観光、文化交流において日台関係は緊密さが増したとして、オープンスカイ協定による毎週350便のフライト、300万人(2012年)にのぼる観光客往来者数、宝塚歌劇団の台湾の初公演(4月)、国立故旧博物院収蔵品の日本での展覧会(来年6月)開催を例に挙げながら、「着任以来、様々な地方を訪問しました。その際、感動したことは各地の皆さんが台湾に対していい印象をもっておられることでした。このような良好な信頼関係の基礎の上に日本の各界と連携しながら台日間のパートナーシップを強化し、ともに努力し、お互いのさらなる発展を促していきたいと思います」と語った。

会場の様子
会場の様子

旧正月を祝う来賓挨拶は、呉英毅僑務委員長、大阪府第4選挙区選出の衆議院議員村上政俊氏(日本維新の会)、大江康弘参議院議員、大阪市浪速区長玉置賢司氏と続いた。出席した来賓がステージに上がり、紹興酒による鏡割りの儀式が行われると、校門付近で爆竹が点火され、いよいよ春節祭の幕が切って落とされた。

獅子舞
獅子舞

民族舞踊

歌手井上美玲さん
歌手井上美玲さん
大阪台湾同郷会謝美香会長(左)、弊社社主(銭妙玲・右)
大阪台湾同郷会謝美香会長(左)、弊社社主(銭妙玲・右)

小学6年生男子による獅子舞の演舞、少女たちによる民族舞踊(台湾風情・鉄扇雄風)、大阪中華学校小学校3、4年生による国楽演奏、女性歌手井上美玲さんの歌謡ショー、変面ショー(面白変面:スイカ、ブドウ、ウシなど)、伝統雑技(ジャグリングなど大道芸、超柔軟ダンスと絨毯回しなど)、二胡演奏などが続いた。また、午前の部の最後、午後の部の最後には、豪華景品が当たる抽選会が催され、会場は熱気に包まれた。

午後3時30分、盛況のうちに「第13回春節祭」は閉幕した。