自民党の小泉進次郎青年局長ほか青年局の議員は8日午後、台北駐日経済文化代表処を訪問し、3月27日に発生した台湾中部地震への義援金として85万円を贈呈した。
贈呈の場で、小泉青年局長は、先月行われたWBCでの日本と台湾の熱戦の様子を取り上げながら、試合終了後、台湾の選手がピッチャーマウンドに集まって日本の観客にお礼をしたり、日本のファンは「東日本大震災への支援ありがとう」というプラカードを掲げて応援していたりと日台のファン同士がエールを交換した例を挙げ、「これからも日本と台湾の関係は深くなることを祈っております」と述べた。
対して、沈斯淳代表は、台湾中部地震では死傷者も出て、交通にも影響は出たが、政府がすばやく対策チームを立ち上げて対処した結果、復旧の目途がたったところだと話した。そして、「自民党の先生方にこのようなお見舞いや義援金をいただいたことに深く感謝申し上げます」と笑顔で答えた。
今後、青年局として台湾訪問を検討しているという。