埼玉台湾総会の第七届第五回理監事会が、4月21日、都内で開催され、第八届の会長、副会長選挙が実施された。結果、新会長に今回で2期目となる林月理さん、副会長に頼浩生氏、黄小翠さんの二人が新たに選出され、新体制がスタートした。
この日、司会を務めた頼浩生総幹事長は、開会を宣言するとともに、第七届第五回理監事会が、理監事総数30人のうち、当日出席15人、委任状13人で合計28人となり、過半数を超え、選挙は成立するとした。
冒頭挨拶した林月理会長は、「2年前に会長に選ばれて以来、必死に一生懸命走って来ました。月に4~5回、2年間で100回ほど仕事の合間に京都、大阪、栃木といろいろなところに行きました」と精力的な活動の経緯を振り返りながら、昨年の国慶祝賀会をはじめとする活動に対し、台湾僑務委員会(呉英毅委員長)より希少な奬状を授与されたことを報告し、「苦労した甲斐がありました。これも皆様の支えがあったからこそです。本当に心から感謝申し上げます」と喜んだ。
続いて、木村勉会計理事より2年間の収支報告、そして、周東寛名誉会長の挨拶があった。周東名誉会長より、古賀輝雄氏が選挙委員長に推薦・選出され、以降、古賀選挙委員長の進行で選挙が実施された。
第八届の会長、副会長とも新たな立候補者はなく、会場でも立候補・推薦はなかったことから、まず、古賀委員長が林月理さんを推薦し、受諾・政見発表となった。この後、(信任の)投票用紙が配られ、賛成多数で林月理さんが新会長に当選した。副会長は、林新会長が、頼浩生氏、黄小翠さん(欠席)の二人を候補者として推薦・指名、信任投票の結果、賛成多数で当選した。
新会長就任挨拶で、林新会長は、「会長というよりは、代表として頑張っていきたい」と述べると、頼新副会長も「ボランティアです。会長をフォローし、会の発展と利益のために頑張ります」と決意を表した。一方、古賀選挙委員長は、“新内閣”に対して会則の刷新を要望した。
この後、懇親会へと移り、乾杯の音頭は張明輝顧問が取った。和やかな歓談が続くなか、余興として林悦子さんの二胡演奏が披露され、林新会長も「イエライシャン」を熱唱した。
来賓紹介の後、午後2時過ぎ、90歳の現役医師、梅村重次顧問の閉会の言葉で、第七届第五回理監事会は幕を閉じた。