小売業の年間投資額が300億元超で過去最高

0
昨年、小売業の投資額は303.7憶元で過去最高を記録した
昨年、小売業の投資額は303.7憶元で過去最高を記録した
日本など外資の投資が顕著だった
日本など外資の投資が顕著だった

経済部が4月26日に発表した2012年台湾の小売・卸売業及び飲食業の年間投資額は374.8億元(約1242億円)となり、なかでも小売業は2011年比で4.5倍の303.7億元(約1007億円)に達し、過去最高を更新した。

経済部は、日本などの外資が台湾の強い購買力を見込んで相次ぎ投資した結果が過去最高の要因と見ている。また、今年の企業誘致活動は、飲食、IT産業、物流などのサービス業に重点を置いて行うとしている。現時点で複数から有望企業への投資企画があり、すでに政府に融資申請計画書を提出した企業もあるという。

2012年は飲食業と観光業の業績も顕著で、飲食業の売上は3855億円(約1290億円)で2011年比3%の増加で過去最高を記録。台湾料理で有名な「欣葉」は、近日中に北京とシンガポールに新規オープンの予定。今後、東南アジアに積極的に出店していくもの見られている。