朝日住まいづくりフェア実行委員会・朝日新聞社/スマートハウスEXPO実行委員会が主催するフェアが東京ビッグサイトで5月24日~26日まで開催された。テーマは「未来をデザイン ここからはじまるスマートライフ」だった。
5月24日、午前10時前に展示会場である西1.2ホール広場で開会式が行われ、約100人ほどが集まった。主催者からは「本日は皆さんの商談の成功を祈って一生懸命取り組みます」の挨拶の後、テープカーットが行われた。
フェアには、ハウスメーカー、工務店、建築家、住宅設備・建材メーカー、不動産会社など過去最多の300社が一堂に出展。「新築・リフォーム、趣味空間まですべての要望が叶う相談ができる3日間」がキャッチフレーズ。
同フェアに出展している株式会社三井PCOのブースを訪ねた。同社は主力商品である100%アクリルキッチンシンク&洗面ボウルをはじめとして、材料から設計・加工・施工までを自社工場で行うほか、とりわけ、台湾の優れた技術と価格競争力を持つ企業と提携して、様々な製品を輸入している点が強みとなっている。李炳東社長は1982年3月9日に台湾から単身、来日、同社を立ち上げて今年で25周年を迎える。
「このフェアに出展して3回目です。当社のキッチンカウンターや洗面カウンターは、100%アクリルで、継ぎ目なしの一体型加工なので汚れやカビがつかず、清潔で綺麗です。カラーバリエーションも6色あります。実は、これらは合湾で作っています。日本で作ると型代が高くつきますが、台湾は型代が安いうえ、小ロットでも対応してくれますし、技術も優れています。これからも日本と台湾の橋渡しに努めたいと思います」(李炳東社長)
一方、ベテラン社員の佐藤安弘さんは、「業者さん、個人の方も見えられます。日曜は個人のお客様が多いでしょうね。とくに工務店やデザイナー、学生などが素材を求めてやってきます。当社としては、展示会に出展することにより、商品だけでなく、会社の知名度や信用度を上げるという意味もあります。台湾からは、李社長の関係者が今回も大勢見えておられます」と語る。
さらに、フェア初参加の若手社員の沈春富さんは、「アクリル製品の便利さやメリットを皆さんに紹介したいと思います」と意気込みを語った。
李社長は「今回も、多くの商談を成立させたい」と力強く語った。