高雄市で「大島渚監督・追悼上映会」が開催

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台湾・高雄市の高雄市電影館(鹽埕區河西路10號:国賓飯店から愛河を挟んで向かい岸)で、2013年1月15日に逝去した大島渚監督の本格的な追悼上映会が行われている。台湾では、大島監督の死後初めての回顧上映。
期間は、2013年4月19日~5月5日まで。終了間近だ。大島監督の1960年代の代表的な作品をはじめとして、世界に名を知られるきっかけとなった「愛のコリーダ」も上映されている。「全学連」が日本社会を一斉風靡した時代。松竹ヌーベルバーグの旗手として注目された大島監督の作品がまとまって観られる機会は日本でもそう多くない。
作品は、「愛と希望の街」「儀式」「日本春歌考」「太陽の墓場」「帰ってきたヨッパライ」「愛のコリーダ」「新宿泥棒日記」「少年」の計8作品。日本語オリジナル音声に中国語字幕が付けられている。
チケット購入(1枚、120元)は、高雄市電影館1階チケット売り場、7~11(セブンイレブン)、i-bon端末で。日本の対台湾窓口機関である交流協会と国際交流基金会も上映に協力している。