「ガンバレ!!大江康弘君を励ます会」が主催する政治パーティが6月26日、都内ホテルで盛大に開かれた。
和歌山選出の衆議院議員門博文氏の司会で、午後6時、開会が宣言され、まず、台北駐日経済文化代表処羅坤燦副代表が挨拶した。羅副代表は、大江議員が一般社団法人亜東親善協会会長として日台友好に日頃から尽力していることに感謝の意を表すと同時に、選挙での勝利を祈念した。
次いで、大江康弘後援会泉信也会長が挨拶した。泉氏は元運輸官僚で元参議院議員。泉氏は、大江氏は連日全国をかけめぐっており、後援会も全面的にバックアップしているとし、「日本の政治の安定、(衆参の)ねじれを解消するためにも自民党を応援していただき、大江が三度、政治の場で活躍できるよう応援よろしくお願いします」と述べた。
発起人を代表して登壇した二階俊博志帥会会長(衆議院議員)は、大江氏の県議時代のエピソードで笑いをとった後、大江氏は中央政界を目指されて三度目の選挙に挑むが、今回当選してこそ初めて本領発揮できるとし、台湾との関係については「1議員が1国をガッチリつかまえている。そういう議員がいてこそ世界から信頼と尊敬を得ることができる」と期待を寄せた。
続いて、来賓として自民党選挙対策委員長河村健夫氏、志帥会西川公也事務総長、福島県立谷秀清相馬市長(道路整備促進期成同盟会全国協議会副会長)、政治評論家浅川博忠氏が挨拶した。なかでも立谷相馬市長は、5年前の暫定税率問題で大江氏が民主党のなかにあって孤軍奮闘し、廃止に反対したことに触れ「廃止によって税収が落ち込む市町村長たちは皆、大江さんの行動に対して心のなかで拍手をしていました」と当時を振り返った。
この後、「励ます会」へのお礼の挨拶を大江氏が行った。大江氏は、ハードルが高い自民党公認候補にスムーズになれたことに感謝の言葉を述べるとともに、「自民党の公認をいただいた私は大きな役目が2つあると思います」とし、「頭はいいが経験がない、知識はあるが実績がない人たちが政治を行ったらどんなおかしな政治になるか」と前民主党政権を批判、参議院のねじれを元にもどすための1議席となること、なんとしても国土強靭化法案を通すこと、を挙げた。
和歌山県選出の同志、石田基敏衆議院議員、鶴保庸介参議院議員(国土交通副大臣)の言葉の後、改めて登壇した大江氏は、この日、応援のために多数出席していた華僑団体の代表に対し、御礼の言葉を述べた。
乾杯の音頭は、東京国際大学倉田信靖理事長・総長が取った。歓談の時間が流れ、午後7時半過ぎ、日本電子専門学校多忠和理事長が中締めの挨拶を行った。